あえての“キモ顔”? 人気急上昇中のレイモンド ウェイル、再注目はムーンフェイズの「ミレジム」新作!
●初登場のムーンフェイズも“らしさ”が魅力
レイモンド・ウェイル氏が1976年に興し、クオーツ式時計の登場で冬の時代を迎えたスイス時計産業の技を受け継いできた高級時計ブランドの「レイモンド ウェイル(RAYMOND WEIL)」。 【画像】どれもカッコいい!「レイモンド ウェイル」新作群を画像で見る(10枚) 現在では創業者の孫にあたるエリー・ベルンハイム氏がCEOを務め、一族経営による堅実なウォッチメイキングで生み出すエレガンスとカジュアルさを両立させたタイムピースで年々注目度が高まっていますが、ついに2024年、スイス・ジュネーブで開催されたウォッチズアンドワンダーズにデビューを果たしました。
2023年は「ミレジム」のスモールセコンドモデルが“時計のアカデミー賞”と呼ばれる「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ2023」でチャレンジ賞を受賞しましたが、今回のウォッチズアンドワンダーズではあらたに3つの新しいミレジムが登場。 会場で一際注目を浴びていたのが、センターセコンドにエレガントなムーンフェイズを備えた「ミレジム オートマティック ムーンフェイズ」です。 39.5mmサイズのステンレススチール製ケースに、自動巻きムーブメントのRW4280を搭載した本作のハイライトはもちろん、ミレジムならではのシンプルで端正なダイヤルに配された、ミステリアスで詩的な雰囲気のムーンフェイズディスク。 レイモンド ウェイル“らしい” 伝統とモダニティの融合を、月齢を表示するムーンフェイズウォッチに与えています。 バリエーションは、ステンレススチールケースにシルバーのダイヤルをあわせワントーンで仕上げた「2945-STC-65001」と、ローズゴールドPVD処理を加えたケースにミッドナイトブルーダイヤルのバイカラーが美しい「2945-PC5-50001」を用意。 リリースは2024年10月と少し先ですが、予価がそれぞれ消費税込37万4000円、39万6000円とリーズナブルなことでも話題となっています。 ●定番スモセコ「ミレジム」に“こなれ感”の新色が追加 「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ2023」受賞作である「ミレジム オートマティック スモールセコンド」には、新色の「デニムブルー」(2930-STC-50011)と、「ブリティッシュレーシンググリーン」(2930-ST-52001)のカラーバリエーションが追加されました。 どちらのカラーも、知的でクラシカルな印象の「ミレジム オートマティック スモールセコンド」の既存カラーのグレーやサーモンとは一味違う、堅実でありながらトレンドをも感じさせるルックとなっています。 ●機能と精度の高さを証明するクロノグラフ そして最後に紹介するのが、往年のパンダダイヤルをオマージュした3つのサブダイヤルを持つ「ミレジム オートマティック クロノグラフ」です。 自動巻ムーブメントのRW5030で時・分表示、スモールセコンドのクロノグラフを駆動させ、パワーリザーブは最大巻き上げ時で約56時間を確保。 伝統的なデザインコードを踏まえつつ、精度や視認性などの実用性にも妥協しないレイモンド・ウェイルならではのタイムピースといえる本作。ブラック(7765-STC-20001)と、ミッドナイトブルー(7765-STC-50651)の2色のダイヤルが用意されます。