九産大4強進出逃すもプロ志望の菊池が2年連続の全国弾「完璧でした」
◇全日本大学選手権準々決勝 早大6―2九産大(2024年6月13日 神宮) 九産大は6年ぶりの4強進出はならなかった。 5点を追う8回にプロ志望の4番・菊池壮真捕手(4年)が左中間に本塁打を放った。初戦で敗れた昨年も本塁打を打っており2年連続、全国での一発になった。「点差もあったので相手も配球が大雑把になってくると思って、ストレート来るなと。完璧でした」と狙い通りだった。 それでも笑顔はなかった。2回2死一塁で相手は二盗を仕掛けてきた。その送球がそれてピンチを招き、先制点につながった。「あのミスで流れが早稲田に向かっちゃったので反省です」と悔やんだ。 3失策と守備の乱れも痛かった。大久保監督は「力不足。守りをもう1回鍛えないといけないと思っています」と語った。