暴力団構成員の入居が認められていない賃貸物件を不正に契約した疑い 無職の男(54)ら4人を逮捕【香川】
今年3月、暴力団構成員の入居が認められていない賃貸物件を不正に契約した疑いで、高松市の男4人がきょう(24日)逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、高松市に住む韓国籍の無職の男(54)、高松市の会社役員の男(51)、高松市の無職の男(43)、高松市の会社員の男(40)です。 警察によりますと、男らは共謀して、暴力団構成員の入居が認められていない賃貸物件を不正に契約しようと考え、今年3月29日、高松市内の不動産管理会社との賃貸借契約の締結業務の委託を受けていた不動産会社を介して、男(43)が氏名、年収などの入居審査に必要な情報を管理者専用サイトに送信して、不動産会社従業員に、男(43)が入居するものと誤って認識させ、賃貸借契約をさせた疑いです。 警察は、男(54)は指定暴力団六代目山口組傘下の組織の幹部組員で、あとの3人は仲介したり名義を貸したりしたのではないかとみて調べています。 警察の調べに対し、男(54)は「全く関係ない」と容疑を否認し、あとの3人は「嘘の内容で仲介したことは間違いないが、暴力団構成員とは知らなかった」と容疑を概ね認めているということです。
RSK山陽放送