愛知・ナゴヤ街なかイルミネーションあれこれ ── クリスマスのデートはここで
クリスマスが今年もやってきた──。あわただしい年末モードの中、ひとときの安らぎを与えてくれるイルミネーション。愛知県名古屋市の街なかでは各地で色とりどりのイルミネーションが施されている。そんな“光のアート”の数々を無料で気軽に楽しめるスポットに絞って紹介したい。忙しい時こそ、優しい明かりに癒されてみては?
テレビ塔周辺のイルミ、1万球のLED使ったツリーなど
名古屋市中区のテレビ塔南側の「さかえ~もちの木広場」から、テレビ塔北側エリアで開催されている「NAGOYAアカリナイト2014」。1万球のLEDを使用した「レインボーツリー」をもちの木広場に設置し、開業60周年を迎えたテレビ塔のライトアップと連動した演出を行う。点灯式には、青色LEDの開発でノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学の天野浩教授が招かれた。 テレビ塔下には、不思議なオーナメントのツリーが出現。“ホンモノ”にこだわった、ヨーロッパのクリスマスマーケットが名古屋テレビ塔一帯で開催されている。その一環として、幸せを運ぶと伝わるコウノトリのオーナメントが飾られたツリーがテレビ塔下に設置され、通る人々の注目を集めている。 同市東区の「オアシス21」には特設スケートリンクが登場、夕方からライトアップされている。オアシス21では、氷を使わない、スケートリンクを期間限定で設営。7色に輝くツリーやイルミネーションが施され、オアシス21の施設を活かした高さのある、近未来的な雰囲気の装飾に。スケートをする人はもちろん、スケートをしない人も楽しめる。 本物のモミの木を使っているのは、同市中区にある「ラシック」のクリスマスツリー。生木を使った屋内ツリーとしては、国内最大級のスケールを誇るラシックのクリスマスツリー。約1万球のLEDとシルバーのオーナメントで飾り付ける他、大きな吹きぬけ部分にキラキラと輝くミラーボールも設置する。「Daytime」と「Nighttime」で照明のカラーリングを変える演出も行う。 同市中区の中日ビルでは、巨大ツリーとクリスマスイラストで装飾されている。商業・文化施設の入るビル1Fエントランスの吹き抜けを利用し、巨大なツリーと天井に無数にかけられたリボン、色とりどりのオブジェなどの装飾で華やぐ。柱にはクリスマスのイラストが描かれたステンドグラス風のパネルが光り、待ち合わせをする人も楽しそうにツリーを見上げていた。