【K-1】アイドルとラウンドガールがガチ対決、最後までお互いに手数を出した一戦は小浜桃奈を荻野心が制す
2024年9月1日(日)東京・新宿FACEにて『K-1甲子園2024~高校生日本一決定トーナメント~』&『K-1カレッジ2024~大学生日本一決定トーナメント~』が開催され、K-1甲子園2024・K-1カレッジ 2024応援サポーターの小浜桃奈と、Krushガールズ2024の荻野心がスペシャルワンマッチで対戦した。 【写真】蹴り合いを見せた両者 昨年も応援サポーターを務め、現K-1女子アトム級王者の菅原美優と対戦した小浜。「昨年と同じではつまらない。前回はエキシビションマッチだったので、今年はそれを超えて判定がつく試合をしたい」とやる気満々。今回が2年連続の参戦となる。実は空手経験者で、小学5年生の時に松濤館流の型の部で全日本強化選抜選手にも選ばれた腕前の持ち主だ。 対する荻野は、小浜が昨年対戦した菅原美優を「憧れ」と公言しており、キックボクシングのトレーナーも務める。「K-1甲子園で最高のワンマッチを組んで頂けたからには、Krushガールズとしてもトレーナーとしても絶対に負けられないので、全力で勝ちに行きます」と必勝宣言していた。 小浜はアイドルユニット『Shibu3 project』出身(現在は卒業)で、TBS『サンデージャポン』出演の際には抜群のコメント力で“令和のデヴィ夫人”として話題を集めた。8月25日にはアイドル活動を再開し、ソロデビューライブを行ったばかり。 萩野は元女性アイドルグループOS☆U、PureGiのメンバーで、元Popteenレギュラーモデル9期生。母は布川敏和の妹で、元おニャン子クラブの荻野智子(旧姓:布川智子)。親子二代でアイドルとして話題となった。2018年には「日本一かわいい女子中学生」を決めるJCミスコン準グランプリを受賞している。 昨年は“プロvs.応援サポーター”の構図だったが、今年は“応援サポーターvsラウンドガール”。昨年のエキシは勝敗無しだったが、今回の試合形式は1分30秒2R制、KO決着でない場合には判定で勝者を決定。完全決着ルールとなる。 1Rのゴングが鳴ると、162cmと身長で優る荻野は前蹴り、ミドルキックを中心にどんどん前進し、左ボディフックを打った。下がりつつも小浜は、右ミドルを返し、右前蹴りで応戦。荻野は何度もミドル、ボディ打ちを放っていく。 最終ラウンドの2R、小浜は意を決したように左右フック、ストレートと攻めて会場を沸かせる。1Rとは打って変わって、小浜が前に出続ける展開に。しかし、冷静に荻野は右ミドルを強打、最後までロー、ミドルを出し続けた。やや疲れの見える中、最後までお互いに手数を出した。 判定の結果は、3-0で荻野が勝利。的確なヒットを奪い、荻野がスペシャルワンマッチを制した。判定が読み上げられると、両者とも握手をして、健闘を称え合った。プレゼンターとして初代Krushフライ級王者・大久保琉唯が登場し、トロフィーを贈呈した。 試合後、コメントを求められた小浜は「K-1甲子園2024、K-1カレッジ2024の応援サポーターの小浜桃奈です。絶対に負けたくなかったんですけど、この試合が決まった時に、私が伊藤(健人)選手を応援していると言って、(伊藤選手に)教えていただいて、セコンドにまで着いていただいたけど、負けてしまって申し訳ないです。貴重な経験を出来て楽しかったです。対戦してくれてありがとうございました。応援ありがとうございました」と話す。 荻野は「Krushガールズの荻野心です。対戦ありがとうございました。蹴りが強くて、パンチも貰ってしまいました。初めての試合で心が折れそうになりましたが、頑張れました」と言い、セコンドに就いたK-1ジム大宮チームレオンの林佑哉やファンへメッセージを送り、小浜と記念撮影に収まった。
ゴング格闘技
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