「毎日勉強するのが楽しい」いわきの中3が3大会連続「金」 福島県算数・数学ジュニア五輪
いわき市の湯川寛之さん(内郷一中3年)は、福島県内の小中学生が算数や数学の難問に挑む本年度までの「算数・数学ジュニアオリンピック」に出場し、3大会連続で金メダルを獲得した。湯川さんは「今年も金メダルを取りたいと思っていた。うれしい」と笑顔で話した。 子どもの頃からパズルや算数、数学が好きだったという湯川さん。小学4年生の時に実用数学技能検定(数検)4級に合格すると、小学6年生で高校3年レベルに相当する準1級、中学2年生で1級に合格した。数学の勉強は1日およそ3時間。同オリンピックの問題集などを解いており「毎日勉強するのが楽しい」と話す。 趣味はプログラミングの勉強だ。数学の知識を役立てようと小学6年生の時に始め、今は数学と同じ時間をかけて励んでいる。今年はプログラミングの技量を競う中高生対象の全国大会にも出場し、学年別の個人2部門で全国3位に輝いた。「将来はプログラマーやシステムエンジニアになりたい」と夢を語る。 湯川さんは来年1月、同オリンピックの全国大会に出場する予定で、湯川さんは「今まで取れていないメダルを獲得したい」と意気込んでいる。
福島民友新聞社