「この右打者の末包がポイント」解説・黒田博樹の見どころ 首位攻防戦【巨人ー広島】
◇プロ野球セ・リーグ 巨人ー広島(6日、東京ドーム) 9連戦の初戦をなんとか勝利で始めたい巨人の先発は山崎伊織投手。7月9日の広島戦では7回途中3失点(自責2)でマウンドを降りました。広島はジャイアンツに相性がいい末包昇大選手を登録。“ジャイアンツキラー”をどれだけ山崎投手が抑えられるのか注目です。また、小園海斗選手も巨人戦で打っている印象です。 【動画】8月4日の巨人戦ハイライトはこちら 対する広島はアドゥワ誠投手。5月に巨人相手に1勝をあげています。この日は坂本勇人選手と萩尾匡也選手にタイムリーを許していて、初回に3失点しましたが、高橋礼投手が4失点し、アドゥワ投手が勝ち投手となりました。広島は後ろのピッチャーの防御率がよく、巨人は早めにアドゥワ投手を攻略しておきたいところです。 この日の解説は黒田博樹さん。「9連戦で首位攻防戦、きょうの1試合はすごく大きな試合。どちらに勢いがつくのか・・・」と首位攻防戦となるこの試合の重要性を強調しました。 「きょう、末包が登録されましたが、山崎投手はツーシーム系が多いので、左を並べてくると思いますが、この右打者の末包がポイントになるかなと思います。どういう攻め方を山崎投手がしてくるか。あとは両チームとも継投をどこで割り切ってきるか。アドゥワはあまり長いイニング投げていないので、継投が大事になってきます」としています。