国宝記念、新マンホール 船形埴輪をデザイン、披露 鈴の森で三重・松阪市
三重県松阪市は、宝塚町の宝塚一号墳から出土した船形埴輪(はにわ)をはじめとする埴輪278点が国宝になった記念で、船形埴輪をデザインしたカラーデザインマンホールのふたを製作した。25日午後2時半から外五曲町の鈴の森の市文化財センター付近でお披露目式を開いた。 市ではこれまで市のマスコットキャラクター「ちゃちゃも」や、市のスポーツ振興キャラクター「モーラ」などをデザインしたふたを製作し設置している。 今回の「はにわマンホール」は日本最大級の船形埴輪を、当時塗られていたと考えられる赤色(べんがら色)で仕上げ、背景に青海波をあしらい大海原を進む船をイメージ。デザインを囲うように日本語と英語で「国宝 三重県宝塚一号墳出土埴輪」と書いた。 竹上真人市長や前崎高志市上下水道事業管理者ら4人が紅白のひもを引いて披露した。 ふたは同公園内に11月上旬ごろまでに設置する予定。ふたを模したマンホールカードの製作も予定している。