【会見】中学生2人殺傷「確かにその行為をしました」近くに住む無職の43歳の男は殺人未遂の容疑を認める 車で来て車で逃走 動機については現時点で詳しい供述なし 刃物の発見まだ 北九州市
この事件は14日夜、北九州市小倉南区徳力のマクドナルドの店内で、中学3年の男女2人が男に刃物のようなもので刺され、腹部を刺された中島咲彩さん(15)が死亡したものです。 この事件を巡っては、捜査関係者への取材で、店内の防犯カメラの解析などから、男が入店して2人を刺し、逃走するまでの時間が十数秒だったことが分かっています。 腰を刺され入院中の男子生徒は「全く知らない人に刺された」と話していて、警察は“通り魔的な犯行”との見方を強めていました。 警察は男の特徴について、40歳くらいで身長170センチくらいの中肉、逃走時は黄色っぽいサンダルのようなものを履いていたと発表していました。
男が逃走を続けていたことを受け、警察は現場付近を中心にパトロールなどを行う警察官を、通常より毎日最大150人増員していましたが、18日からこれを最大250人に増やして、多くの人が集まる小倉駅や周辺の繁華街などを中心に警戒を強めていました。 また、北九州市では19日から、市役所本庁舎の職員がおよそ1000人規模で登下校時のパトロールを行い、子どもの見守りを強化していました。