【名前に惑わされるな性能も専用チューン】 ベントレー・ベンテイガSブラックエディション
ベントレー105年の歴史の中で初のポイントあり
ベントレーはベンテイガの誕生以来、最もビジュアルにエッジを効かせたSUV「ベンテイガSブラックエディション」を発表した。 【写真】ベントレー・ベンテイガSブラックエディションの写真とベンテイガをみる (155枚) 創業105年にして初となるブラック・ティンテッド仕上げのベントレー・ウイングが特徴的なベンテイガSブラックエディションは、鮮やかなアクセントカラーと深みのあるブラックのディテールというデザインにドライバーを鼓舞するシャシー技術が融合し、ベンテイガのダークな世界観が強調されているという。 アクセントカラーは「マンダリン」/「シグナルイエロー」/「クレインブルー」/「ピラーボックスレッド」/「アイス」/「ハイパーグリーン」/「ベルーガ」の7種類の設定から選択可能。インテリアとエクステリアの一体感を演出し、クルマ全体のダークな雰囲気を引き立てる鮮やかなアクセントカラーが揃っている。 エクステリアにはボディキットの「スタイリング・スペシフィケーション」が設定され、フロントバンパーの下方、サイドシルの下方、リアスポイラーの上部全体にレーザー光線のようなラインがアクセントとしてプラスされる。 22インチのブラックペイントホイールから覗くブレーキキャリパーも同じアクセントカラーでペイントされ、エクステリアのブライトウェアがすべてグロスブラックに置き換えられるのはスタンダードなベンテイガSと同じだが、Sブラックエディションではベントレー105年の歴史の中で初めて、ベントレーウイングとベントレーのレタリングもグロスブラックで統一される。 さらに、車両後部のDピラーに「ブラックエディション」バッジを装着するなど、ディテールまでこだわったエクステリアとなった。
ベンテイガSブラックエディションを解説
ベンテイガ・シリーズは今年初め、様々な装備や機能の新規導入によって訴求力の向上が図られた。 エクステリアのフレッシュな雰囲気を損なうことなく、7色のサテンペイントや新たなエクテリアカラーが追加されたほか、新設計の21インチホイールに3種類の仕上げが設定され、パーソナライゼーションの幅が広がった。 シャシー技術と電動アーキテクチャの刷新や、フロントラジエターグリルの形状見直しなどの改良を通し、ドライバーとパッセンジャーのドライビング体験も向上。 ベンテイガ・エクステンデッド・ホイールベースはオールホイールステアリングが導入されたことによって操縦性と取り回しの良さが一段と向上し、回転径は1メートル近く小さくなった。オールホイールステアリングは現在、ベンテイガ・アズールとベンテイガSのV8モデルに標準装備されている。 ■ベンテイガSブラックエディション ベントレーのデザインチームが考案した専用のインテリアカラーレイアウトでは、深みのある「ベルーガ」のレザーと鮮やかなアクセントカラーが完璧なコントラストを生み出すという。 ハンドクラフトされたインテリアを彩るコントラストステッチとコントラストパイピング、そしてレザートリムのアクセントカラーセクションにエクステリアと同じ鮮やかなアクセントカラーを採用し、エクステリアと一体感のあるビビッドな印象のキャビンに仕上げられ、各シートには「S」のエンブレムがブラックで刺繍される。 フェイシア/センターコンソール/ウエストレールには新たな織り方のカーボンファイバーが使用される。このカーボンファイバーによってフェイシアに立体感が生まれ「ブラックエディション」バッジがさらに引き立つという。 このバッジはラッカー仕上げの下に埋め込まれているため、フェイシア表面に凹凸は存在しない。 インテリアには新たに「ダーククローム」パックが標準設定され、ブルズアイエアベント/オルガンストップコントロール/センターベントなどのメタル製ディテールのほとんどが、通常のブライトクロームからグロスブラックに変更された。 オーディオシステムは「ベントレーシグネチャーオーディオ」、イルミネーテッドスピーカーグリルと別次元の音質を誇る「バング&アルフセンforベントレー」自動車業界最高峰の音質を奏でる「ナイムforベントレー」の3種類から選択可能だ。