【特集】カフェ運営や伝統工芸の活用で地域活性化へ 女子大生たちの取り組み
伝統工芸「紙布」の活用方法とは…!?
いかに魅力づくりを進めるか。安田女子大学では「地域活性化」にも取り組みます。11月に広島市内で開かれたイベントで学生が販売したのは、カップ用のスリーブです。
「紙布(しふ)」という紙で織られた布を使っています。江田島市の伝統工芸で、学生たちは、これを活用しようと考えました。
■安田女子大学3年生 西川百合香さん 「紙布(しふ)というものは、広島県内でもあまり知られていない伝統工芸品ですので、より多くの人に紙布を知って頂けたらなという思いで。」
12月7日、県内の19の大学などが取り組む地域貢献の活動の発表会が行われ、安田女子大学も参加し、「紙布」の活用を報告しました。
■安田女子大学 中村美咲さん 「若者は、流行や流行っている物を重視していると思うので、伝統産業の紙布を、日常に少しでも取り入れてもらえるような社会になればなと思っています。」
学生と地域が連携し、どのように活性化するのか。その取り組みは、広島の魅力を見直すヒントにもなりそうです。