東洋大姫路が17年ぶり近畿V 元履正社・岡田監督が母校就任3年目で手腕発揮「先輩としてうれしい。監督してはもっともっとレベルアップ」
「秋季高校野球近畿大会・決勝、東洋大姫路5-1智弁和歌山」(4日、ほっともっとフィールド神戸) 東洋大姫路が2007年以来17年ぶり4度目となる秋の近畿王者に輝いた。 エースのプロ注目右腕・阪下漣投手(2年)が9回7安打1失点で完投。テンポよく投げ込んでアウトを築いた。 打っては三回1死二塁で見村昊成外野手(2年)が左中間への先制適時二塁打をマーク。打者一巡の猛攻で一挙4得点を記録し、8安打5得点で勝利した。ナインは歓喜の輪を作って喜びを分かち合った。 履正社を2019年夏の甲子園優勝に導いた岡田龍生監督が2022年4月から就任。3年目にして母校を近畿の頂点に導いた。 試合後、岡田監督は17年ぶりの近畿の頂点を「近畿大会に入ってから本当よく頑張ってくれた。子どもたちに感謝です」とナインの奮闘をたたえた。同時に「僕も卒業生。先輩としては非常にうれしい。後輩たちがよく頑張ってくれた。監督としてはまだ先があるので、もっともっとレベルアップして頑張ってやりたい」と次の明治神宮大会や来春へ意気込んだ。