アンジェリーナ・ジョリーの子育てセオリーが賛否両論! 7つの掟とは
語学を学ばせる
世界中を旅して暮らしただけあって、子どもたちはみんなバイリンガル。2016年にアンジーはBBCのインタビューで「子どもたちはみんな異なる言語を勉強している。みんなにどの言葉を勉強したいか尋ねた。その結果シャイロはカンボジアで使われているクメールを勉強している。パックスはベトナム語、マドックスはドイツ語とロシア語、ザハラはフランス語を話している。ヴィヴィアンはアラビア語を勉強したがったし、ノックスは今手話を学んでいる」。ちなみにマドックスは韓国語もペラペラのはず。韓国の名門、延世大学に留学している。
母の姿から学ばせる
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使や特使を務め、難民支援活動に取り組んできたアンジー。2011年には当時13歳だったザハラと11歳のシャイロと共にシリアの難民キャンプを訪問している。2人はキャンプ内のコミュニティセンターで同じ年頃の少女たちと対面したと報じられている。アンジーに2人から一緒に行きたいとリクエストされたという。
2022年にはザハラ(写真右)を連れてワシントンD.C.を訪問。議員たちと会談し、犯罪被害者の保護を目的とした法律の制定を訴えた・娘たちがアンジーの姿を見て人道活動や社会活動に関心を抱くようになっているのは間違いなさそう。
親コネも積極的に生かす主義
正義と平等の人、アンジーだからハリウッドのネポベイビーシステムには断固反対かと思いきや、そんなことはない。アンジーはアニメ映画『カンフー・パンダ』シリーズで声優を務めているが2016年の第3弾にはパックスとザハラ、シャイロ、ノックスの4人もカメオ出演させている。アンジー曰く「子どもたちは恥ずかしがっていた。子どもたちは俳優になりたがっているわけではないけれど、こんな機会を逃してほしくなかった。結果としてはみんなとても楽しんでいた」。ネポとして得られるチャンスは楽しむべき、というのがポリシーみたい。
またシャイロ(写真)とヴィヴィアンはスクリーンデビュー済み。シャイロは2歳のときブラッドの『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でヒロインの娘の赤ちゃん時代としてスクリーンに登場、ヴィヴィアンは映画『マレフィセント』でオーロラ姫(エル・ファニング)の幼少期を演じている。アンジーは「子どもたちがカメオ出演したり、セットに来たりするのは楽しいことだと思うけれど、俳優になるということではない」とコメント、あくまでも「遊び」だと強調している。