バルセロナ会長、またもチャビへの皮肉のような発言「フリックに言い訳はない。彼は言い訳を探さないんだ」 | ラ・リーガ
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、再びチャビ・エルナンデス前監督に対する皮肉のような発言を行った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 ラポルタ会長は3日にヨハン・クライフ財団のイベントに参加。その際に報道陣の質問に応じ、ハンジ・フリック監督率いるチームを称賛した。 だが、再びドイツ人指揮官とチャビ前監督を比較するような言葉も口にしている。 「私たちは良いスタートを切った。私たちの監督はとても素晴らしいことを成し遂げているし、言い訳もしない。彼は言い訳を探したりしないんだ」 「負傷者の続出はつらいが、私たちはうまく乗り越えている。今になって重要な選手たちが復帰し始めているしね」 「今季は日程が厳しく、私たちは競争的かつ厚い選手層を持たなければならない。下部組織の選手たちの登用は良い結果をもたらしており、フリックは並外れた仕事を成し遂げている。彼はとてもプロフェッショナルな監督だ。バルセロナがどんな選手たちを擁していて、チームをどのように扱っていくべきかを理解している。選手たちは彼のやり方を理解しているよ」 ラポルタ会長は4月下旬、昨季限りで退任する予定だったチャビ氏の慰留に成功しなががらも、それから1カ月後に急遽解任に踏み切った。チャビ氏の「ファンは今のバルサが25年前と違うことを理解しなくてはならない」「今の監督は『この選手とこの選手とこの選手がほしい』と言えないんだ」といった発言が、現陣容を信頼していない“言い訳”と受け止めて、考えを改めたとみられる。
