野島裕史 井上和彦、伊藤健太郎、影山ヒロノブら13人の自転車仲間との新年ライドを回顧「またやってみたいなと思うライドでした」
◆突如ガチスプリント…元ガールズ競輪選手のすごさを実感
野島:今回のライドは基本的にペースメーカーを名乗り出てくれた1人が先頭を走っていたのですが、年配の方や(自転車)初心者の方もいたので巡行速度は20kmというロードバイクにしてはかなりゆっくり、まさにサイクリングという感じで走りました。 僕を含めて中級者には若干物足りない速度ではあるんですけど、やはりみんなでワイワイとサイクリングロードを走るのは楽しいですし、何よりも川沿いを走るのは景色も開けていて気持ちいいですし、本当に楽しいライドでした。 途中、3回くらい休憩を挟んで彩湖に到着したんですけど、時間はお昼過ぎ。ランチかなと思いきや、(ライドが)物足りない中級者メンバーが元ガールズ競輪選手の太さんにトレーニングを申し出て、なんと300mほどのガチスプリントをすることに。 彩湖の脇にあるサイクリングロードの空いている場所を選び、スプリントのトレーニングを始めました。なんだかんだで13人中5人くらいが参加し、僕は本気のスプリントは初めてだったんですが、最大速度が思ったより出ていたので嬉しかったです。 ガチでスプリントした後、なんと2本目もやろうということになり、2本目も走ったらもう足がパンパンになってしまいました(苦笑)。お腹も空いていましたしね。そんななか、太さんは結構大きめのサドルバッグ(自転車のサドルの下に取り付けるバッグ)をつけていて、(ペダルを)漕ぐとそれがめちゃめちゃ揺れるんですね。そんな状態であっても、みんなよりも早くスプリントしていたので、さすが元ガールズ競輪選手だなと思いました。 中級者も大満足のスプリントごっこの後は、おまちかねのランチ。みんなでうどん店に入り、各々うどん・そば・丼などをいただいたのですが、やっぱり運動した後のご飯が本当においしくて、たっぷりいただきました。ただ、僕はイトケンとライドすることが多くて毎回思うんですけど、彼はめちゃくちゃ少食なんですよね。 めちゃくちゃ運動して、しっかりスプリントにも参加していたのですが、うどん店に入ると「ミニ丼にしようかな」とか言い出すんです。なぜイトケンはあんなに少食なのか不思議なんですよね。本人いわく、少食なのに太っちゃうって言っていましたけど(笑)。でも、逆に言えばめちゃくちゃ燃費がいいっていうことですから、原始時代だったらすごく強いですよね(笑)。 そんなイトケンの話はさておき、僕はここまで大人数のプライベートの仲間とライドをするのは意外にも初めてでしたが、「こんなに楽しいんだ!」っていうことを実感することができました。新年ライド以外でもまたやってみたいなと思えるような素敵なライドでした。 (TOKYO FM「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」2024年2月4日(日)放送より)