元レアルの“7番”FWマリアーノ、スペイン2部テネリフェが獲得を打診か…セビージャ退団以降は無所属が続く
かつてレアル・マドリードなどで活躍した元ドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスが、テネリフェへの加入に近づいているようだ。29日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。 現在31歳のマリアーノはエスパニョールの下部組織出身で、2011年にレアル・マドリードのフベニールA(U-19)へ加入。カスティージャ(Bチーム)でのプレーを経て、2016年8月にトップチームデビューを飾った。1年目から公式戦14試合出場5ゴール1アシストの成績を残すと、翌シーズンにはリヨンに完全移籍。公式戦45試合出場21ゴール5アシストをマークし、1年後にレアル・マドリードへと買い戻された。しかし、復帰後は度重なる負傷の影響でパフォーマンスが低下。2023年6月には契約満了に伴い同クラブを退団した。 その後、2023年9月にフリートランスファーでセビージャへと加わったマリアーノ。再起をかけて臨んだ昨シーズンだったが、4度の負傷離脱を経験するなど苦しい1年を強いられることに。結果的に公式戦13試合出場ノーゴールに留まり、今年7月に退団が発表されていた。 そんななか『ムンド・デポルティーボ』によると、セビージャを去ってから現在まで無所属の状態が続いているマリアーノが、新たなクラブとの契約締結に近づいている模様。かつて元日本代表MF柴崎岳(鹿島アントラーズ)もプレーしたテネリフェが、同選手の獲得を打診しているという。なお、テネリフェは現時点でセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)の21位と低迷中。最下位(22位)のカルタヘナとは勝ち点で並んでおり、マリアーノの加入は復調への起爆剤となる可能性が見込まれる。
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