築城基地沖で発見の爆発物らしきものは「航空機の装置」か 1950年代に使用 「爆発の危険性なし」
24日、福岡県築上町の航空自衛隊・築城基地沖の海底で爆発物のようなものが見つかった問題で、海上保安庁は25日、1950年代ごろ、航空機に使われていた装置の可能性が高いと発表しました。爆発する危険性はないということです。 海上保安庁・苅田海上保安署によりますと、24日午前11時半ごろ、築城基地の滑走路延長工事に向けて海底を調べていた作業員が、爆発物のようなものを3個発見しました。 いずれも長さ約1メートル、直径30センチほどの筒状で、25日に海上自衛隊下関基地隊が調査したところ、これらは1950年代ごろ、航空機が加速する際に使われていた装置の可能性が高いということです。 装置は、航空機が加速後に機体から切り離して海に投下されていたもので、同様のものは今月9日にも築城基地の沖合で見つかっているほか、全国の海底でも発見されているということです。 海上保安庁は「爆発物ではない」と判断していて、部品は28日に業者が回収する予定です。
RKB毎日放送
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