5日の福井県内は、午前中から気温が35度を超える猛暑日となるところが相次ぎました。小浜では、午後2時4分に全国で2番目に暑い38.9度を観測しました。これは7月の観測史上最高で、気象庁と環境省は県内に、今年初めて熱中症警戒アラートを発表しました。熱中症警戒アラートの発表は、去年より11日早くなっています。 　　　 県内は朝から高気圧に覆われ気温が上がりました。日中の最高気温は、小浜で38.9度、坂井市春江と美浜で37度、福井で36.9度など、県内の10ある観測地点のうち7つで35度を超える猛暑日となり、小浜では7月の観測史上最高を、坂井市三国を除く9つの観測点で今シーズン一番の暑さを記録しました。 　　 気象庁と環境省は、今年初めて県内に熱中症警戒アラートを発表し、涼しい環境で過ごし、こまめな水分補給を心がけるよう呼びかけました。 　 この暑さの中、鯖江市の西山公園では、電気工事の業者らが外灯を点検したり清掃したりしていました。県電気工事工業組合に所属する業者17社が参加した作業員らは、ファンの付いたジャケットを着るなど暑さ対策を取りながら、外灯やトイレの照明の点検や清掃を進めていきました。また、夏場は感電事故も多くなるため、漏電箇所がないかも入念に調べていました。8月にかけて福井市や敦賀市などの公園でも同様の点検が行われます。 　 福井地方気象台によりますと、この後の県内は、気圧の谷の影響を受ける見込みで夜は雨となり、急な雨や落雷に注意するよう呼びかけています。