自宅に放火し家族5人を死傷 殺人や放火などの罪に問われた27歳無職の男の上告を棄却 無期懲役が確定 最高裁判所
2019年、仙台市内の自宅に放火し家族5人を死傷させたとして殺人や放火などの罪に問われた被告の男について最高裁判所は弁護側の上告を退ける決定をし、被告の無期懲役が確定しました。 【写真を見る】自宅に放火し家族5人を死傷 殺人や放火などの罪に問われた27歳無職の男の上告を棄却 無期懲役が確定 最高裁判所 無期懲役が確定したのは住所不定、無職の佐々木伸被告(27)です。 佐々木被告は、2019年12月25日、仙台市青葉区吉成の自宅に火をつけて全焼させ、父と兄を殺害したほか、兄の妻とその娘2人にやけどを負わせ殺害しようとしたとして、殺人や放火などの罪に問われていました。 佐々木被告の弁護側は、一審から「第三者が火をつけた可能性も否定できない」などとして無罪を主張してきましたが、二審でも「付近の防犯カメラに不審者は映っておらず、第三者による放火の可能性はない」などとの理由で一審に続き無期懲役の判決を言い渡されていました。 その後、弁護側は上告していましたが、最高裁判所は6月24日までに棄却し、佐々木被告の無期懲役が確定しました。
東北放送