ルーニー氏越え…4発のケイン、CL通算得点でイングランド人最多記録を更新
バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、ディナモ・ザグレブ戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節が17日に行われ、バイエルンはディナモ・ザグレブと対戦。ディナモ・ザグレブに所属する荻原拓也にもゴールが生まれた一戦は、PKからの3得点を含め、ケインが4得点を決めるなど、バイエルンが9-2で大勝した。なお、9得点というのはCLの1試合史上最多記録となった。 この試合で4ゴールを挙げたケインはCLでの通算得点数が「33」に到達し、ウェイン・ルーニー氏の「30」という記録を上回り、イングランド人史上CLでの最多得点記録を更新した。 試合後、ケインは「ウェイン・ルーニーのことを話している時は何かうまくやっているということを意味している。彼はイングランド人選手の中で最も偉大な選手の一人であり、サッカー界でも最高の選手の一人だ。素晴らしい功績だと思うよ」と喜びを口にしつつ、次のように続けた。 「ハットトリックを達成した際のボールは全部保管している。選手たちはサインをするのに飽きているかもしれないけど、どんどんボールをもらっていきたいと思う。息子のルイはまだ3歳だけど、今からサッカーが大好きで、家に持って帰って、ベッドの横に置いておけば、朝起きた時に喜んでくれるからね」 また、大勝したことには「いいエネルギーを持って戻って来れた。僕たちは貪欲だ。新監督とのプレシーズンですぐにそれが分かっただろう。誰もがここで証明すべき点があり、そのようにシーズンをスタートした。監督がプレッシャーをかけ、ボールを持っていてもいなくても激しくプレーすることを望んでいるのは重要だ。僕たちのクオリティがあれば、相手を圧倒できるとわかっているよ」と振り返った。
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