まひろの夫・宣孝さまの大胆なマウントにSNS湧く! 道長の反応にも視聴者大注目「期待に応えてくれる表情」【光る君へ】
宣孝さま、なぜまひろの「忘れえぬ人」を知っていたのか
しかし宣孝さま、わざわざ道長くんのところにドヤ顔で報告しに行くということは、まひろの「忘れえぬ人」が道長と気づいているのは確実。そのためSNSでは「なぜ宣孝がそれを知ってた?」という疑問の声も一斉に上がった。 最有力は、第4回でまひろと道長が話をしている時に宣孝が通りかかり、そのまままひろを家に送った場面。あそこで2人がただならぬ関係であることを察し、そのあとしばしば道長の話題を口にしては「思っていることがすぐ顔に出る」(宣孝談)まひろの反応を見て、確信を強めていったのだろう。 宣孝から道長の様子を聞き、この期に及んで迷うような表情を見せていたまひろだったが(その葛藤を30秒近い長回しで見せた演出の妙!)、どうやら道長から結婚祝を送られ、しかも他人の代筆で祝いの言葉を送られるという扱いを受けたことで、腹をくくってしまったようだ。思えば道長くんも、まひろにフラれたその足で、源倫子(黒木華)の部屋に押しかけてしまったわけだから、完全に似た者カップルだった。 この結末にSNSは「宣孝、年齢と女遊びの幅がやはり経験に繋がっているし、こうした胆力がなければまひろのような女を引き受けることも出来なかったろう」「初恋の人と大恋愛の末に結ばれる夢物語とは違う、妥協と打算が交じった関係性。だけどそのなかで育まれてく切っても切れない絆、それがリアルで人間臭くて好き」「まひろの不実は一途の裏返しなんだけど、宣孝の不実は本当に不実そうw」と、祝福というよりは、「収まるところに収まった」という感じの感想が多かった。
次週予告も波乱な感じ…まひろの結婚生活、どうなる?
こうしてまひろの独身生活にピリオドが打たれたわけだけど、次週の予告を見る限り、その結婚生活は平穏なものではなさそうだし、実は史実的にはあまり長くは続かないのが決まっている。ということは、道長にも今後ワンチャンあるのか? その場合、道長の妻たちも巻き込んで、三角関係どころではない、とんでもない修羅の曼荼羅が生まれそうな予感がするのだが・・・この結婚を手放しで喜ぶ声が少なかったのは、多くの視聴者にはこの将来が見えていたから、かもしれない。 『光る君へ』はNHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。6月30日放送の第26回『いけにえの姫』では、まひろと宣孝の波乱の結婚生活と、道長が娘の彰子(見上愛)を、やむなく一条天皇(塩野瑛久)に入内させるまでを見せていく。 文/吉永美和子