双極性障害の米人気歌姫「憐れんでほしくない」 自身題材の映画公開時の葛藤語る
歌手のセレーナ・ゴメス(32)は2022年のドキュメンタリー公開後、家を出るのさえも恐れていたという。双極性障害と診断されているセレーナは『セレーナ・ゴメス:My Mind Me』の公開を数週間後に控え、考え直したことを明かしている。 【写真】体重増を批判された時期のセレーナ・ゴメス ヴァニティ・フェア誌にセレーナはこう話す。「映画が公開された時、数日間は何も見なかった。でも、家を出るのも怖かった」 自分の個人的な苦悩を世間と共有することに恐怖を感じたというセレーナだが、最終的にはファンのサポートと共感に安らぎを見出したという。「それを受け入れ始めたの。すごくいいことなんだって感じられるようになった」 一方で、憐れんでは欲しくないとして、「今の私とは全く違うということを忘れないで欲しい」「当時の私はちゃんとした考え方ができていなくて、薬で不安定になっていた。すごく辛かった。人からは私が被害者と言われたけど、それにはいら立ちを感じる。だって、無防備になることは、実は人間ができる最も強いことの1つだから。そういうかたちで私の人生が支配されることはない」と話した。 現在でも時折、困難な日々を経験しているというセレーナだが、「毎日に感謝してる。それに私は みんなと同じように、上手くいかない日もあるけど、私は被害者ではない。私はただ色々なことを乗り越えてきたというだけ。人に憐れんで欲しいなんてまったく思わない」と続けた。 (BANG Media International/よろず~ニュース)
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