【パリ五輪】“信州人代表”悲願の「金」柔道カナダ代表・出口クリスタ選手「塩尻市の名誉市民になりたい」 特別番組での発言受け…市長「ぜひとも名誉市民に」
パリオリンピック柔道女子57キロ級に出場した出口クリスタ選手。父親の母国カナダ代表として初のオリンピックです。地元・長野県塩尻市ではパブリックビューイングが行われ、多くの市民が声援を送りました。 【画像】パリ五輪 悩んだ末…父親の母国カナダ代表 柔道・出口クリスタ選手が悲願の「金」 不振、プレッシャー…苦難乗り越え 順当に勝ち進んだ出口選手。決勝では延長に入る激闘にー そしてー 実況: 「この瞬間、女子57キロ級金メダルは、カナダ、出口クリスタ」 夏のオリンピックの個人種目で県内出身選手が金メダルを獲得するのは初めての快 挙です。 さて、出口選手はカナダ国籍ではありますが「信州人代表」との思いがあります。7月、塩尻で行われた壮行会で、市長にこんな約束をしていました。 出口クリスタ選手: 「メダル取ったら郷原街道でパレードしてもらうと約束しているので、ぜひメダルを持って帰ってきたい」 有言実行! 14日、金メダルを持って塩尻市役所を訪れました。 職員や多くの市民が祝福! 出口選手は13日、NBSで放送したオリンピックの特別番組で「塩尻市の名誉市民になりたい」と発言。 これを受け百瀬市長はー 塩尻市・百瀬敬市長: 「ぜひとも、名誉市民になっていただければ」 出口クリスタ選手: 「謹んで頂戴いたします」 柔道女子57kg級 金・出口クリスタ選手: 「自分の夢だった金メダル、塩尻に持って帰ってきたかったので。塩尻で育ててもらった恩とたくさんのサポートのおかげで今回の金メダルがあると思う。ありがとうざいました」
そして午後4時40分、市長と約束していた凱旋パレードが始まりました。 オープンカーに乗ってー 沿道には多くの市民がー 市民: 「(金メダルは)きんきらだった。おめでとう!って」 「すてきで、かわいくてキュンキュンしちゃいました」 出口選手が通った誠心館の後輩もー 誠心館の後輩: 「かっこいいなって。クリスタさんの柔道を見て、五輪で自分も活躍したいと思った」 広丘駅前通りは歩いてー 夏の個人種目で県内出身者、初の金メダル。地元・塩尻は熱く盛り上がりました。 出口クリスタ選手: 「今回、金メダルを取ったことで、たくさんの子どもたちのアイドルというか背中を見てもらえるようになれた。これから未来ある子どもたちに頑張ってもらいたい」
長野放送