初昇格の立役者、J1鳥栖の藤田直之主将が今季限りで引退 正確なキックやロングスロー武器にJ1通算354試合出場
J1サガン鳥栖は14日、元日本代表の藤田直之主将(37)が今季限りで引退すると発表した。今季最終戦となる12月8日の磐田戦後に引退セレモニーを行う。 ■藤田直之の引退メッセージ「サポーターが涙する姿を一生忘れることはできない」【動画】 正確なキックやロングスローなどが武器の藤田は福岡・東海大五高(現・東海大福岡高)から福岡大に進み、4年時の全日本大学選手権で準優勝に貢献。2010年に当時J2の鳥栖に入団し、11年には鳥栖をJ1昇格へと導いた。15年には日本代表に初選出。16年に神戸へ移籍し、C大阪を経て22年に鳥栖に復帰。今季はリーグ戦10試合に出場した。J1・J2の通算成績は409試合出場(J1は354試合)、21得点(J1は17得点)。