輸出船契約 7月55%増 高位安定、手持ち工事3062万総トン
日本船舶輸出組合が14日発表した7月の輸出船契約実績によると、一般鋼船の契約は19隻、116万5900総トンで総トン数は前年同期比54・9%増と増えた。6カ月連続増。7月末の輸出船手持ち工事量は654隻、3062万総トンとなり、総トン数は同39・8%増加した。受注増で手持ち工事は増加傾向を維持、手持ち工事量は3―4年分を有し、28年以降の受注に対応する事業者も見られる。造船向け厚板需要は24年度も23年度の265万トンと同水準と予測され、一定の需要量を保つ。