【有馬記念 キーマンズトーク】スタニングローズ・高野友和調教師「逃げる競馬はさせたくない」
「第69回有馬記念」はラストランのドウデュースが注目の的だが、〝秋3冠〟を阻止しようと意気込む面々も精鋭ぞろい。エリザベス女王杯で復活を果たしたスタニングローズも、鞍上ムーアで虎視眈々とGⅠ3勝目を狙う。高野友和調教師(48)の勝算は―。 ――エリザベス女王杯で約2年ぶりの勝利 「舞台設定や展開、ジョッキーの乗り方とすべてが噛み合ったが、相当いい脚を使ってくれた。本当に強い競馬だった」 ――1週前は坂路4ハロン53秒2、ラスト1ハロン11秒9。今週は55秒1、12秒0で、どちらも馬なり 「1週前は全体時計を求めず、リズム良くとの指示。動きはとても良かった。今週も言うことない内容。満足のいく仕上がりだし、前走よりさらに良くなっている」 ――舞台は中山の2500メートル 「中山では重賞を2勝(フラワーC、紫苑S)しているし、オークス2着から2500メートルは大丈夫だと思う」 ――レースプランは 「(ムーア)ジョッキーに任せる。ドウデュースとの瞬発力勝負になってどうかとは思うが、大阪杯のような逃げる競馬だけはさせたくないので、その点だけは注意してほしいと言うつもりだ」 (夕刊フジ)