【40代・50代の骨盤を整える「床バレエ」⑧】床バレエで骨盤底筋群の緊張を緩めよう。秒で寝落ち、朝までぐっすり!
毎日ちゃんと眠れているだろうか? 不安やストレスで心がざわつくと、なかなか眠れない。そんなときはベッドの上でゴロゴロ床バレエ。今回は、バレエ王子・竹田純さんに骨盤底筋群の緊張を緩める方法を教えてもらった。股関節を開いて体を動かすと、骨盤底筋群の緊張が緩んで眠くなる。寝つきが悪い、途中で目覚めて眠れないなど、睡眠に悩みを抱えていたらトライしてみよう。
寝る前に行えば毎日快眠! 股関節を開いて体ゴロゴロ&膝パカン
股関節を外旋して体を左右に揺らしたり、膝をパカンと開いたり閉じたりして、日中、硬く緊張した骨盤底筋群を伸ばして緩める。体の力をふわっと抜いて、左右に体が揺れる心地よさを味わおう。骨盤底筋群を刺激するので、尿もれの予防にも役立つ。
1. 膝を胸に引き寄せてかかとをつかむ あお向けになり、両膝を胸に引き寄せて、両手でかかとをつかむ。
2.膝を大きく左右に開く 股関節を外旋するように、膝を大きく左右に開く。
3. 体を左右に揺らす かかとをつかんで膝を大きく開いたまま、体を左右に15秒揺らす。無理に大きく揺らさなくても、心地よく感じる範囲で行おう。
4.両脚を上げて膝を閉じる 両手を頭に添えたら、両脚を上げて軽く膝を曲げて閉じよう。つま先は天井に向ける。
5. 膝をパカンと開く 股関節を外に開くようにしながら、膝を開く。膝を閉じる、開く、をゆっくり15秒繰り返そう。膝を開くときにお腹の力が抜けないように注意する。
「全身の力を抜いてお休みなさ~い! いい夢を見てね♡」(竹田純さん)
【教えてくれたのは】 竹田純さん バレエダンサー・フィットネストレーナー。一般社団法人床バレエ協会代表。パリでクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを学んだ後、フランスをはじめヨーロッパのバレエ団で活躍。現在、指導者としてSNSやYouTubeで床バレエの情報を発信。著書『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 取材・原文/山本美和