《昔のように毎日みんなで飲むってことはなくなった》今市隆二とOMIが振り返る15年で起こった仕事の向き合い方への変化
2025年はデビュー15周年
──来年、デビュー15周年を迎えます。体感的には短かったのか、長かったのかどちらでしょう? OMI:あっという間でした。後輩グループの子たちから悩みを聞くと、だいぶ前に同じことで悩んでいたなってことがあって、いろんなことを経験して僕らは1周、下手したら2周回ったんじゃないかという感じもあります。それでも常に新鮮な気持ちで、新しいフィールドに立ってきた。そんな15年だったと思います。 今市:僕も体感はあっという間。一つひとつの出来事はめちゃくちゃ濃いんですけど、ずっと駆け抜けてきたからそう感じるんですしょうね。年々、時の速さに驚きます(笑)。本誌(女性セブン)でのインタビューでも少し話しましたが、これからも挑戦し続ける姿勢で進んでいきます。だって、僕らは三代目ですから。いつだって三代目のメンバーであるというプライドが、心に火をつけてくれます。 OMI:変な話、これまでの引き出しがいっぱいあるので、ラクしようと思えばできちゃうんですよ。決まった人たちと、同じような空気感でやる選択肢もあるけど、そこは絶対に選ばないのが俺らなんです。グループ全員が、チャレンジによって前進していくんだという精神が根づいているんです。 ──この15年で、仕事の向き合い方は変わりましたか? OMI:それぞれがソロプロジェクトを持つようになったことで、大きな波に身を任せて右に左に流されていくわけにはいかなくなりました。ソロでは自分自身が船頭として舵を取って、グループという大きな船に戻って、また一人海に出て…と繰り返しながら、一人ひとり、仕事への責任感がより増しているように感じます。 今市:ソロプロジェクトによって必然的に仕事量は増えるんですけど、三代目って、基本的に休まず仕事をしていたい人の集まりなんですよ。いい意味での危機感があるから、忙しくしておきたいというのもあるけど、みんな根本的に貪欲で真面目なんだと思います。 ──メンバー間の交流に変化はありましたか? OMI:昔のように毎日みんなで飲むってことはなくなったけど、節目には77人だけで食事するようにしています。タイミングを合わせて7人で揃う時間をわざわざ設けるということが大事なんじゃないかなって。今回のドームツアー前も、集まったよね。 今市:三代目の未来について、ポジティブな大人の会話をしましたね。いい大人なので、プライベートまでべったりということはないですけど、いい距離感だし、仲はいい。この15年、大きな喧嘩もなかったし。