「iPhone16」への「買い替え」を検討しています。古いiPhoneは「Appleの下取り」「フリマアプリ」どちらを利用した方がお得ですか?
新しいiPhoneの買い替え時期が近づくと、古いiPhoneの処分方法に悩む方も多いのではないでしょうか。特に、下取りとフリマアプリでの売却は、古いiPhoneを手放すうえで、人気の選択肢となっているようです。 今回は、iPhone16の買い替える際の、古いiPhoneの売却方法について、買い取り価格の比較や、売却までの流れについて解説していきます。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
下取りとフリマの価格差を比較
Appleの下取りプログラムでの買い取り価格を見ていきましょう。 ●iPhone SE(第2世代):最大1万円 ●iPhone 8:最大8000円 ●iPhone 12:最大3万1000円 ●iPhone 11:最大2万4000円 次にフリマアプリで売却した際の平均価格を見ていきましょう。 ●iPhone SE (第2世代)(SIMフリー国内版):1万8466円 ●iPhone 8 (SIMフリー国内版):1万1870円 ●iPhone 12(SIMフリー国内版):4万3169円 ●iPhone 11(SIMフリー国内版):2万7369円 下取りとフリマで売却した価格差は表1の通りになります。
※筆者作成 すべての機種において、フリマアプリでの販売価格の方が下取り価格より高額となっています。 特にiPhone 12は約1万2000円もの差があり、最も価格差が大きくなっています。フリマアプリでの販売には、出品や発送の手間、取引リスク、手数料などが発生するため、その点も考慮して、比較検討することが大切です。
下取りとフリマの売却までの流れやコストを比較
下取りとフリマ、どちらで売却するか決める場合は、金額だけでなく、売却までにかかる労力や時間も考慮する必要があります。ここからは、下取りとフリマの流れやコストを比較していきます。 ■フリマでの売却の方が、手間がかかる Appleでの下取りはオンラインまたは店頭でできるとされています。 オンラインの場合は、下取り額を確認した後、データのバックアップや初期化など、必要な準備を行い、デバイスを配送します。オンラインで下取りまでにかかる期間は2~3週間です。 一方店頭で行う場合は、デバイスをその場で査定され、下取り額を伝えられます。値段がつかない場合はAppleが無料でリサイクルしてくれるとされています。 フリマアプリでの売却は、より高額で売れる可能性がある反面、手間と時間がかかります。以下は、フリマアプリで売却する手順です。 1.商品の状態を撮影し、詳細な説明文を作成する 2.市場価格を調査し、適正な販売価格を設定する 3.購入希望者とのやり取りを行い、販売条件を確認する 4.購入者が決まったら、商品を適切に梱包(こんぽう)して発送する 5.商品到着後、購入者の受け取り確認を待ち、代金の入金を確認する 両方に共通する作業として、データのバックアップや初期化などがあげられます。時間的な余裕があり、より高額での売却を目指す場合はフリマアプリ、早く売却したい場合は下取りと、状況に応じて選択することをおすすめします。 ■フリマでは手数料が発生 フリマアプリで売却する際にかかる手数料は表2の通りです。
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