結婚してすぐに「アルファード」の購入はコスパが悪い? 子どもができるまでは軽自動車で不自由ないのではと思います……
高級ミニバンとして、トヨタのアルファードは高い人気があります。7人まで乗車できるため、家族や知人同士で出掛ける際に活躍してくれる車といえるでしょう。しかし、結婚して間もない二人暮らしの時期に、アルファードを購入するのはコストパフォーマンスとしてどうなのでしょうか? そこで本記事では、軽自動車とアルファードの燃費や購入価格を比較しつつ、「新婚当初からアルファードを購入する場合」と「新婚後3年間は軽自動車を購入し、3年目にアルファードに買い替える」という事例で、コストについてシミュレーションします。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
車購入とライフプランの基本!
トヨタのアルファードの車両価格は、グレードによって以下のように異なります(2024年2月時点)。 ・Executive Lounge(ハイブリッド車 2WD):850万円 ・Executive Lounge(ハイブリッド車 E-Four):872万円 ・Z(ハイブリッド車 2WD):620万円 ・Z(ハイブリッド車 E-Four):642万円 ・Z(ガソリン車 2WD):540万円 ・Z(ガソリン車 4WD):559万8000円 アルファードの購入にあたっては、諸経費を含めて最低でも約600万円が必要です。 アルファードに限らず、車を購入する際には「購入するタイミングは適切か」「予算設定に無理はないか」「購入方法は一括かローンか」などを考えなければなりません。車が生活に必要であるという前提を満たしたうえでは、結婚や出産などのライフイベントは車の購入を検討するのによいタイミングといえるでしょう。 ただし、見栄や「なんとなく」という曖昧な動機では、そもそも車を購入すべきではありません。不要な買い物は無駄遣いにあたるため、車を購入する際には「なぜ買うのか」という目的を明確にしましょう。 車が必要である場合、近年は車の本体価格が値上がりしていることから、無理のない予算設定をする必要があります。あわせて、車両価格だけでなく税金や保険料、ガソリン代をはじめとしたメンテナンス費用なども考慮しましょう。