50代、いつもの「ボブヘア」が一気に華やかに。手持ちのスカーフで簡単ヘアアレンジ術
大人こそ似合うアイテムの「スカーフ」を簡単に取り入れる方法を紹介します。教えてくれるのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。50代の読者をモデルに、スカーフを使ったヘアアレンジの方法と、はちまきに見えないコツを聞きました。 【写真】大判のスカーフで太め幅がポイント
秋っぽいヘアアレンジに「スカーフ」がおすすめ
さとゆみ:突然、秋、きた! 八木ちゃん:きましたねえ。猛暑からいきなり季節チェンジ感あります。 さとゆみ:服装も一気に秋めいてきました。こんなときは、髪型も秋っぽいアレンジしたいですよね。 八木ちゃん:そういうお客さまが増えてきています。 さとゆみ:髪を切ったり染めたりしない場合、簡単にイメチェンできる秋アレンジってありますか? 八木ちゃん:スカーフづかいのアレンジがおすすめです! さとゆみ:おおお、スカーフ! なんか、おしゃれ上級者のにおいがする! 難しくないですか? 八木ちゃん:スカーフアレンジって、敷居が高いように思えるのですが、ポイントさえおさえれば、超簡単です。
アレンジ前に「外ハネ」、スカーフは「太幅」がポイント
八木ちゃん:最初にストレートアイロンやカールアイロンで毛先を外ハネにしておきましょう。 さとゆみ:どうして? 八木ちゃん:スカーフを襟足で結ぶと、ボブの人はどうしても毛先がハネやすくなります。であれば、最初から全部外ハネにしていたほうが、バランスがいいし、おしゃれに見えるんですよね。 さとゆみ:スカーフアレンジって、どうしてもはちまきみたいになっちゃう気がするんですよ。 八木ちゃん:はちまき問題、ありますよね。ポイントは、スカーフの太さです。細すぎるとどうしても運動会のはちまき感が出るので、大判のスカーフを使って、太めの幅に折りたたみます。 さとゆみ:なるほど、思っていたよりだいぶ幅がある。
はちまきに見えないスカーフの巻き方
八木ちゃん:さらにそれを、生え際を隠して巻きつけます。このとき、あまり後ろに巻かないこと。後ろに巻きすぎると、やはり「はちまき」っぽくなります。 さとゆみ:なるほど、この太さだと、オシャレ感ある! 八木ちゃん:スカーフの結び目は襟足の毛で隠しましょう。 さとゆみ:一気に秋らしい雰囲気でおしゃれですね。 八木ちゃん:さらにもう少し太めに巻くと、また違った雰囲気になります。 さとゆみ:ほんとだ。こちらもすてきですね。 さとゆみ:スカーフの幅はどこまで広げていいものですか? 八木ちゃん:トップの髪が見えなくなるまで幅広くしてしまうと、バランスが崩れてしまうので、このモデルさんのように、ちょっとだけトップの髪が見えるくらいの太さまでにしておきましょう。 さとゆみ:なんだか、いますぐやってみたくなりました。 八木ちゃん:普段使いには少し派手なスカーフもヘアになら使いやすいと思いますので、ぜひこの秋に試してみてください。
佐藤友美/八木花子