玉木雄一郎 不倫報道への対応力とブーメランから透ける「狡さと浅さ」
ひと掘りすれば出てくる“浅さ”が彼の本質なのか?
報道後は、彼の過去の行いや発言と照らし合わせ、壮大な「ブーメラン」を示す声も、SNSに多数上がっています。 例えば彼のInstagramでは、過去に「政治家にハニートラップはあるの?」という動画をアップ済。そこでは、自身も過去にハニトラにはまりかけたというエピソードが、語られていました。 ハニトラされかけた経験があるなら、なおのこと素行には気をつけたいところですが、今回純粋な不倫(なんてものがあるのか知らないですが)には引っかかる玉木氏。結局脇が甘い印象は拭えません。 また、過去のブログでは政党のあり方について「同じ政治理念、政策を共有する集団ということでしょうが、私は、それ以前に、一定のクオリティ(品質)を満たした人の集団であるべきだと思います」と表現。その具体的な例として「絶対に、不倫をしない。」「高い倫理感を持った人の集団」であることだと語っています。 さっと調べただけでも複数のブーメランが分かりやすく飛んでいるわけですが、こうした“浅さ”が、今回の報道で透けて見えたように思います。 政治家の資質として、「口の旨さ」は欠かせません。そういう意味では、今回の報道にあった彼の口の旨さや狡さは、政治家としての資質を持ち合わせているとも言えそうです。 玉木氏は定例会見で、不倫女性について「今後、関係することはありません」と宣言。あっさり関係を絶つ一方で、女性は観光大使を解職されそうだとか。女性に同情するつもりはないですが、このように切り捨てる早さも、優先順位がきっちりついていると言うべきか、はたまた自分本意であるというべきか、印象が分かれそうです。
(文:おおしまりえ)