38歳タイ首相はスーパーカーなど23台、北海道の土地所有 元首相の娘で財産600億円大富豪
タクシン元首相の娘で、タイ歴代最年少首相のペートンターン・シナワット首相(38)の財産規模が600億円に達することが分かった。AFP通信は3日「パトンタン首相はタイ国家反腐敗委員会(NACC)に138億4000万バーツ(約600億円)の財産を申告した。首相の夫ピタカ・スクサワットは1億4111万バーツ(約6億円)を申告した」と報じた。 【写真】タイ民族衣装シワーライ 同夫妻はバンコク市内にコンドミニアム5軒と住宅、ペッチャブリ市に商業用建物などを所有しているという。また、英国ロンドンに住宅2軒、北海道にも土地を所有している。また4000万円台のベントレーなど、車両だけで23台を申告し、7億円相当の高級時計75個と高級バッグ217個なども所有物として申告した。負債は約50億バーツ(約214億円)で、純資産は89億バーツ(約380億円)。 86年生まれのペートンターン首相は、01~06年に首相を務めたタクシン元首相の次女で、3人兄弟の末娘。タクシン家はタイ国内で最も強力な影響力を持つ勢力で、ペートンターン首相は昨年9月に就任し、この20年間タクシン家の中で首相になった4人目の人物となった。