サプライズツアーの行き先は……「クラウディー ベイ」が提案する最高のおもてなし
あれ? もう2023年のワイン? 「ボジョレー・ヌーヴォー」じゃあるまいし、早すぎない? と思ったそこのアナタ、ご指摘はごもっとも。でもニュージーランドは南半球ですから、ブドウの収穫が春に行われるのですよね。よって、2023年ヴィンテージがすでにリリースできるというわけなのです。
さて、好天に恵まれたこの「Wonderscape by Cloudy Bay」には6名のキュレーターが参画していました。まず共同ホストとしてディレクションを担当したのは山本憲資さん。さらに、料理の考案・監修には、香港で行列が絶えない新感覚レストランで、今年7月には日本初出店を果たした「CENSU」 代表兼オーナーシェフの佐藤峻さんと「CENSU TOKYO」のシェフ金須郁幸さん。さらには、ワインペアリングのディレクターとして参加していたMHDワインブランドアンバサダーの冨永純子さんは筆者のワインスクールの恩師でもありました。LEONフレンドがたくさんイベントに参加していて、うれしいなぁ、楽しいなぁ。
晩秋の心地よい風、青い空、そして美味しいワインと料理、友人たちとの語らい……控えめに言って最高なロングランチイベントでした。このワインがつくられているニュージーランドもこんな感じなんでしょうか(行ってみたい~)。ワイン、料理、空間、アート……あらゆる分野の芸術的なおもてなしを体感する時間は、「人生の豊かなひとときをもてなしたい」という「クラウディー ベイ」の哲学がギュッと凝縮されたようなひとときでもありました。
クラウディ― ベイ ソーヴィニヨン・ブラン 2023
品種/ソーヴィニヨン・ブラン アルコール度数/13.5 % 容量/750ml 価格/4730円(参考小売価格・2024年2月より5060円) *⼝に含むと、果実味が凝縮したエレガントな味わいが特徴的な白ワイン。トロピカルフルーツとコブミカン、レモングラス、マイヤーレモン、グレープフルーツの⽪のような⾹りが⼝いっぱいに広がり、熟した果実味が中⼼でありながら新鮮な潮⾵のようなニュアンスも感じられる。
文・編集/秋山 都(LEON.JP)