年金月額「10万円」では足りないと判断し、再就職しました。年金を満額もらいながら働くなら「いくらまで」稼げますか?
支出を抑えるために
労働は精神的、身体的共に負担が大きい行為です。高齢者は若いときに比べて、活力・体力が不足しがちなことから、想定以上に負担が重くなるかもしれません。年金などの収入が少なく、家計が安定しない場合は支出を抑えるための節約に目を向けると効果的です。 有効的な家計の見直し方法と、節約術を以下にまとめました。 ・月単位だけでなく、週単位など細かに家計の予算を立てる ・無駄に買い物しない ・固定費の見直し ・自動車の処分 ・交際費を抑える 通信費やサブスク料金など、見直してみると節約できる固定費は意外とあるものです。退会や乗り換えなどの一時的な手続きは面倒ですが、一度行えば節約効果は半永久的に続きます。 維持費がかかる自動車を思い切って手放してみると、家計的には大きなゆとりが生まれます。また、高齢者であれば公共の交通機関をお得に利用できる可能性が高いため、より節約になるでしょう。ただし、居住環境によっては自動車が必要な場合もあるため、手放した場合のコストや利便性などを比較しながら検討してみてください。
年金を満額もらえるのは月の収入が50万円まで
賞与を含めた年収を月単位で割った金額と、月の年金額の合計が50万円以下であれば、年金を満額で受け取れます。つまり、年金月額が10万円であれば、賞与を含めた年収480万円までは稼げるといえます。 出典 日本年金機構 在職老齢年金の計算方法 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部