松井愛莉27歳、「演技はしない!」と言っていたデビュー当初の心境と“変わった”きっかけ
今年、デビュー15周年を迎えた松井愛莉さん(27歳)。 2013年に務めた6代目ゼクシィCMガールとしての愛らしい印象がいまだに残るが、モデル業のみならず俳優としても順調にキャリアを重ねてきた。現在も、トラウマから極度の男性恐怖症を抱える女子大生・詩杏を演じる4月クールドラマ『シークレット同盟』(読売テレビ系)が放送中。 ⇒【写真】アザーカット 毎話、ジェットコースターのように展開する物語の中心で、主演女優としてドラマをけん引する松井さんですが、デビュー当初は「演技はしない!」と断言していたとか。キャリアを重ねるなかで芽生えた心構えなどを聞きました。
演技レッスンを受けて、やっぱり嫌だと
――デビューから15周年ですが、現在、お芝居の仕事も引っ張りだこです。デビュー当初、想像していましたか? 松井愛莉(以下、松井):誰も思っていなかったです。昔から知っている人、関わっていた人の皆さんに「私は演技はしない!」と言っていたので。事務所に入った時に、演技のレッスンに一度だけ行ってみると、すごく苦手意識が出てしまって(苦笑)。もともと人前に出るのが得意ではなかったこともあり「どうして人前でそんなにしゃべれるの?」と思っていました。 ――モデル業はやっていたわけですけど、写真は楽しかったのでしょうか。 松井:写真は大丈夫でした。服も好きだし、何も分からずにお仕事をはじめて、徐々に楽しくなっていきました。でも演技はどうしてもやりたくなくて、昔の私を知っている人は、今の活動に驚いていると思います。
みんなで作る楽しさを知って変わった
――何がきっかけで演技にもハマっていったのでしょうか。 松井:現場で揉まれて、分からないながらに必死でやっていくといろんなことが分かってきて、皆さんとコミュニケーションを取りながら仕事ができるようになってきました。ここ5年くらいは台本について話したり、みんなで一つの作品を作っていくのが楽しくなって、演技熱も上がってきたと思います。 ――「みんなで作る楽しさ」を感じたことが大きかったんですね。 松井:はい。チームで作っていくことを感じられるようになって、自分のなかでの向き合い方がかなり変わりました。そしてスタッフさんにしても先輩にしても、これまで出会ってきたたくさんの方々に恵まれているなと思います。