松井愛莉27歳、「演技はしない!」と言っていたデビュー当初の心境と“変わった”きっかけ
今はチームで作る「お芝居」を好きと言える
――作品はかなりヘビーですが、本作の作品作りの現場もチームとして楽しかったですか? 松井:ずっとおふざけしている、すごく楽しい現場でした。集中するときは集中して、騒ぐときは騒いでいます。この役を演じていると心が沈んできてしまうので、明るい現場で救われました。昔は自分のことで一杯いっぱいで、萎縮していましたが、素を出してオープンマインドでいたほうが自分もラクで、皆さんにも気を使わせないので、現場でのあり方は本当に変わりました。 ――では今はお芝居を好きな仕事だと思えている? 松井:お芝居というか、やっぱりチームとして作品を作っていくというのが楽しいですね。ひとつのものに向かってみんなで「ああでもない、こうでもない」と一生懸命に意見を出し合いながら作っていくのが好きでやめられないです。 <取材・文・撮影/望月ふみ> 【望月ふみ】 ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異 Twitter:@mochi_fumi
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