【レジ確認のコツ】帰宅後にレシートを見たら、同じ商品が2回計上されていました。どうすればこうしたミスにすぐ気付けるでしょうか?
スーパーやドラッグストアなどで買い物をした後にレシートを見直してみると、同じ商品が2度打ちをされていることに気づくことがあります。 間違った分を返金してもらうためには、レシートを持って商品を購入したお店にもう一度戻る必要があるので面倒です。そこで本記事では、レジの打ち間違いに早く気づける方法を解説します。
レジの打ち間違いを完全になくすことは困難
現在、レジの多くには「POSシステム」が導入されています。POSシステムとは「Point of Sale(販売時点情報管理)」の頭文字を取ったもので、レジの会計機能をはじめ、リアルタイムで売り上げの状況確認や商品管理などが行えるシステムのことです。 POSシステムは、バーコードを読み込むだけで簡単に会計ができるため、個々のスタッフによる誤入力を防止しやすくなっていますが、人間が操作をするかぎり打ち間違いによるミスを完全になくすことは難しいでしょう。 また、各店舗や個々のスタッフによってレジ打ちのスキルに差があります。ほとんど研修を行っていない店舗もあれば、レジスキルを競う社内チェッカーコンテストなどを実施して、日々社員のスキルアップに注力している企業も存在します。 そのため、レジの打ち間違いを避けたい場合は、社内研修がしっかり行われ、スタッフのレジスキルが高い店舗で買い物をするようにしたほうが安心といえるでしょう。
レジの打ち間違いを避ける方法
レジの打ち間違いにすぐ気づくためには、以下の2つの方法があります。 ◆会計時にその場でよく確認する レジの打ち間違いに早く気づくためには、スタッフが商品を打ち込んだ際にレジに表示される金額をその場で一緒に確認するようにすると、間違いにすぐ気づくことができるでしょう。間違いをその場で指摘できれば、簡単に修正してもらうことができるので、返金のような面倒な手間がかかりません。 また、スーパーのなかには、スタッフが一つひとつ商品名や価格を読み上げるケースもあります。このようなオペレーションをしているスーパーのほうが、レジの打ち間違い気づきやすいため、会計時に商品名や価格を読み上げるスーパーを利用するようにするのも一つの方法です。 ◆セルフレジを利用する レジの打ち間違いを回避したい場合、セルフレジで会計するのも有効な手段となります。セルフレジなら自分で一つひとつバーコードを読み取らせるため、間違って同一商品を2度打ちしてしまった場合もミスに気づきやすいでしょう。 また、セルフレジは一般的に自動精算となっているため、スタッフが直接お金の出し入れを行うレジより、釣り銭の間違いが起こりにくいのもメリットです。