一級建築士が見た、二世帯住宅で孤独を生む「危ない間取り」
一級建築士が提案する改善案
その上で改善提案したのが次の案です。東西に長いLDKを採用し、北東側に主寝室を設けました。この位置なら、開放感を演出しながらもベッドは見えにくい位置になります。 またキッチンからLDや寝室のすべてが見渡せるのもいいですね。もちろん、テレビを見ながらキッチンで料理を作ったり片づけすることもできます。 船渡 亮(ふなと あきら) 一級建築士。1971年神奈川県生まれ。法政大学卒業後、1995年から設計事務所・工務店・建設会社で150件以上の住宅・建築の設計・デザインを行う。2013年に「かえるけんちく相談所」を立ち上げ、ブログ・メルマガで家づくりの情報発信を開始。翌年、在籍していた工務店が倒産。失意の中、主夫をしている時にメルマガ読者の紹介をきっかけに『人生が変わる片付けのルール』(永岡書店)を監修。2017年に間取りのセカンドオピニオンとして独立。現在、LINE・メルマガ会員は1万人、間取り診断数は3000件を超える。施主が注文住宅で「理想の暮らしを実現」できるように、雑誌・Web記事の監修・執筆も行っている。
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