松山ケンイチ、今年の後悔を語る「スイカを諦めざるを得なかった」 染谷将太は“楽しい”1年に
俳優の松山ケンイチ(39)、染谷将太(32)、福田雄一監督が12日、都内で行われた中村光氏のギャグ漫画『聖☆おにいさん』(講談社「モーニング・ツー」連載中)の実写映画化した『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』(12月20日公開)の神々たちのワールドプレミアに参加した。 【写真】大暴れ!パネルをなぎ倒す松山ケンイチ 本作には、賀来賢人、岩田剛典、勝地涼、仲野太賀、神木隆之介、白石麻衣、川口春奈、佐藤二朗、窪田正孝、藤原竜也といった豪華キャストが出演している。しかし、登場したキャストは松山と染谷だけで、残るキャストはパネルでの登壇となった。 イベントでは、劇中のキャラになぞらえ、自身のパネルのTシャツに今年を振り返っての言葉を書くことに。染谷はゆるめの文字で「楽しい」とし、「2024年は楽しかった。いや、楽しかった、と思って。『聖☆おにいさん』も完成した。こんなに楽しい映画に出会えて、今も楽しい。楽しかった。来年も楽しい1年にできたら、という思いも込めています」と浅めのコメントをしたが、福田監督は「いいことだよ!」としみじみ。 一方の松山は「畑仕事をもっとやりたかった」とする。「今年は朝ドラの撮影があって、春と夏はできなかった。毎年、トマトやスイカをやっていたんですけど、今年はスイカを断念せざるを得なかった」と後悔。リンゴも受粉させる作業ができなかったそう。「なんとかトマトはできたんですけど、畑が遠くて撮影で行ったり来たりしていた。もっと簡単にできる方法はないか、と葉っぱを全部落として一気に取るやり方をしたら、あんまりいいできじゃなかった。すごく反省した。ちゃんと向き合ってやらないといけない。時短しちゃダメ」と反省を口にする。福田監督は「『虎に翼』の裏で、そんなことが…」と驚き、松山は「すごい戦っていたんですよ…。めちゃくちゃ頑張ったんですけど、畑にいる滞在時間が足りなかった」とぽつり。最後に松山は「来年はもうちょっと時間を掛けてやりたい。(リンゴの)受粉を成功させたい。あとスイカを復活させたい」と来年の目標も語っていた。 本作は、神の子イエス(松山ケンイチ)と仏の悟りを開いたブッダ(染谷将太)が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く。映画では下界〈地球・日本〉でバカンスを過ごすべく、ゆるく平和な日常に勤しんでいるイエスとブッダの前に、世界の命運を揺るがす、神、仏、天使、悪魔が大集結する。