“ルフィ事件”狛江強盗致死 3人目の実行役に無期懲役を求刑
日テレNEWS NNN
指示役「ルフィ」らによる一連の強盗のうち、東京・狛江市で90歳の女性が死亡した事件の3人目の実行役の裁判で、検察側は4日、無期懲役を求刑しました。 加藤臣吾被告は、去年1月、仲間と共に、東京・狛江市の住宅に押し入り、住人の女性をバールで殴り死亡させたうえ、高級腕時計などを奪った強盗致死の罪など、3つの事件で起訴されています。 4日、東京地裁立川支部で行われた裁判で、検察側は、「加藤被告は連続して2件の生命に関わる強盗を起こした」「女性に『金どこや』などと問い詰めて太もも付近を蹴り腕時計を持ち出しており、強盗成功に不可欠な役割を積極的に果たした」として、加藤被告に対し、無期懲役を求刑しました。 一方、弁護側は「現場のリーダーは別の実行役で、加藤被告は基本的に指示に従っていた」「指示役から脅されて抜けられなかった側面もある」として、有期の懲役刑を選択すべきと主張しました。