三本木高がグランプリ 地元食材たっぷりポークサンド ジュニア料理選手権
料理雑誌「オレンジページ」と味の素が主催する「ジュニア料理選手権」で、青森県立三本木高(小森直樹校長)1年の小山田沙良さん(16)、山本哲也さん(15)、中野伊茉莉さん(16)、和田みのりさん(16)の4人が団体部門の高校生の部でグランプリを獲得した。4人は「これまでで一番楽しくできた」と受賞を喜んでいる。 同選手権は、中高生対象としては国内最大級の料理コンテスト。団体部門の高校生の部では、3チームが最終選考(1日・神奈川県)に進んだ。 三本木高チームの「Charging(チャージング)サンド」は、たれ、ソースにリンゴやニンニク、具材にゴボウや奥入瀬ガーリックポークといった県や十和田市の特産品をふんだんに使用。調理審査や事前のウェブ投票の結果、グランプリに選ばれた。 審査では、日常的に使用する食材を使いながら、組み合わせ方や調理法に独創性がある点や、調理中の4人の見事な連携などが評価されたという。 リーダーの小山田さんは「(最終調理審査が)今までで一番楽しくて、一番良いものが出せた。人生で一度できるかできないかくらいの良い経験ができた」と充実した表情で述べた。
デーリー東北新聞社