南日本放送

薩摩、大隅地方では29日の夕方にかけて土砂災害に警戒が必要です。薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では30日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。 気象台によりますと梅雨前線や低気圧の影響で、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、大気の状態が非常に不安定となっています。薩摩、大隅地方では29日夕方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り大雨となる見込みです。 29日正午までの1時間に屋久島町の口永良部島で51ミリの非常に激しい雨を観測しています。薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、これまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。 20日の降り始めから29日午後1時までの雨量は ▼指宿市837.5ミリ ▼錦江町田代834ミリ ▼枕崎市787.5ミリ ▼鹿児島市喜入773ミリです。 29日に予想される1時間雨量は、薩摩、大隅地方で30ミリ、種子島・屋久島地方で40ミリ30日正午までに予想される24時間雨量は、薩摩、大隅地方で80ミリ種子島・屋久島地方で120ミリです。 気象台は、土砂災害に警戒し、低地の浸水や河川の増水、落雷や激しい突風に注意するよう呼びかけています。