<一貫の春>センバツ・広島新庄 選手紹介/10 疋田渓選手(2年) 堅実プレー心がけ /広島
守備に軸足を置く。中学のころから就く機会が多い遊撃手のポジションは、内野守備の花形でもある。「外野手からの中継プレーやダブルプレーなど、独特な動きが多くて難しい」と頭を抱えながらも「派手さを求めず、堅実なプレーを心がけたい」と意気込む。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 「打撃よりも守備」とするチームカラーが自分に合っている。そんな思いから、広島新庄への進学を決めた。課題に掲げる打撃面を磨き「自分のプレーを最大限見せる」と誓うセンバツに臨みたい。 責任感が強い一面も。約60人の選手と寝食をともにする寮で浜岡琉斗選手(2年)とともに寮長を担う。早朝にかける点呼は「寝起きで大変」と苦笑するが「自分のことだけではなく、寮全体に目配りしなければならない」と語る。 将来は「人の役に立つ仕事に就きたい」と話す。好物は焼き肉のタンで、趣味は読書。特技は小学生のとき習った水泳。兵庫県西宮市立瓦木中出身。【手呂内朱梨】