周南市の自動運転バスの実証運行1日からはじまる 担当者は「温かい目で見守って」
KRY山口放送
周南市で進められている自動運転バスの実証運行。1日から実際に客を乗せての運行が始まりました。 「ケーブルカーみたいだね」「開いたよ」 周南市内で1日から本格的な運行が始まった「自動運転バス」。 JR徳山駅から徳山動物園までの区間を1日7往復、無料で走行します。 車体に搭載している2個のカメラと10個のセンサーを使って走行ルートや停止線、人などを感知。 今回の実証運行ではオペレーターが常に乗り発車ボタンの管理や路上駐車の車を避ける時など一部操作することになっています。 定員は10人、水曜日から土曜日は予約優先で日曜日から火曜日は先着順となっています。 (乗客は) 「近未来的な感じがした速度もゆっくりだし動物園まで乗って行けるから便利だなって」 この実証運行はバスの運転手不足問題の解決の1つとして県が取り組んでいます。 最大時速18キロでの運行ということもあり担当者は市民からの理解が不可欠だと話します。 ♪(山口県デジタル推進局デジタル政策課 田村長史 課長) 「新しい自動運転というまったく新しい技術ですので低速な車両だがぜひご理解いただいて温かい目で見守っていただければ」 自動運転バスの実証運行は来月20日までで来年度中には無人で運行することを目指しています。