日銀・植田総裁「“時間的余裕”表現は使わない」 利上げの可能性に言及
日本銀行の植田総裁は10月31日会見で「時間的な余裕がある」という表現は今後使わないと述べ、次回以降の金融政策決定会合で利上げする可能性について言及しました。 【映像】日銀・植田総裁が言及 「時間的余裕という表現は今後使わないことになるかと思います」(日本銀行・植田和男総裁) 日銀は31日、2会合連続で政策金利を0.25%程度に据え置きました。植田総裁は、「時間的な余裕がある」という表現は今後使わないとしたうえで、経済や物価の見通しが目標通りに推移すれば利上げする考えを示しました。 植田総裁の発言を受けて、市場では12月の決定会合で日銀が利上げに踏み切るのではないかとの見方が広まり、円相場は一時ドルに対して1円以上円高が進みました。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部