有吉弘行、橋本環奈&伊藤沙莉に心強さ 紅白司会が意気込み語る「皆さんと楽しい時間を」
――災害や猛暑などもあった2024年の最後の日に放送される『紅白歌合戦』。どんな大みそかになったらいいなと願っていますか? 橋本: 前回の紅白の司会をやらせていただいた翌日、家族と過ごしていた時に地震速報のニュースを見てから1年経過しましたが、まだ復興ができてなかったり、明日どう生きるかを考えている皆さんがたくさんいらっしゃると思います。今の作品(『おむすび』)で神戸の震災の話をやっていて、いろんな方からお話を伺った時に、ラジオで流れていた曲など音を覚えている人がたくさんいて、音楽に救われることってたくさんあると思うし、文化としてこれだけ長く続いた『紅白歌合戦』で少しでも明るい気持ちになってくれたらうれしいなと思います。 有吉:一生懸命、明るく楽しい番組で、皆さんの力になれたらと思いますし、できることならマラソンでもしてあげたいですが、今回は歌で元気づけたいです(笑) 伊藤:自分がずっと見てきた番組で、自分の人生の中に当たり前にあるというか 毎年これを見る季節がやってくるのがすごく楽しみだったので、その中に自分が司会として入れていただくことは奇跡みたいなことで、せっかく与えていただいた任務なので、ちゃんと遂行して、皆さんと楽しい時間を過ごして、見ている方々にも楽しい時間を過ごしていただきたいなと思います。 鈴木アナ:毎年いろんなことが起きて、ご覧になっている方お一人お一人もいろんなことがあった1年だと思います。『紅白歌合戦』の4時間ぐらいの中でも、華やかな場面もあれば、今年1年をじっくり振り返ったり、懐かしがったり、ちょっと涙したり、いろんな演出や歌があると思うので、一曲一曲噛みしめていただいて、最後、「蛍の光」からワ~! となって、テープがバン! となって、そのあとゴ~ンと『ゆく年くる年』に行く感じを私も毎年とても楽しく見ていたので、そういったところまで味わっていただいて1年を締めくくっていただけたらと思います。