「老後は2000万円必要」とよく聞きますが、この中には退職金も含まれますよね?自分でいくら貯金しておけば、25歳から定年までに老後資金を貯められるのでしょうか?
老後資金2000万円を貯めるには、平均的な退職金とは別に104万円~817万円が必要
定年退職で受け取る平均的な退職金の額は、学歴によって異なりますが、1183万円~1896万円であることが分かりました。老後資金として2000万円を貯めるには、退職金とは別に104万円~817万円を貯金する必要があります。25歳から60歳までの35年間で考えると、毎月の貯金額は、多くても1万9500円程度です。 老後の生活費や、年金などの収入額は家庭によって異なるため、2000万円では足りなくなる可能性もあります。 老後資金のほかにも、結婚費用・子どもの教育費・マイホーム購入費などさまざまなタイミングで、まとまったお金がかかると予想されます。これらも計算に入れたうえで、余裕を持たせた貯金額を設定するとよいでしょう。 出典 厚生労働省 令和5年就労条件総合調査 結果の概況 結果の概要 4 退職給付(一時金・年金)の支給実態 (3)退職給付制度の形態別退職給付額(定年退職者) 第23表 退職給付(一時金・年金)制度の形態別定年退職者1人平均退職給付額(勤続20年以上かつ45歳以上の定年退職者)(18ページ) 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要 II 総世帯及び単身世帯の家計収支 <参考4> 65歳以上の無職世帯の家計収支(二人以上の世帯・単身世帯) 図1 65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の家計収支 -2023年-(18ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部