【ロッテ】佐々木朗希、今季4勝目の権利を得て降板 強力ソフトバンク打線を相手に7回1失点の好投
◆パ・リーグ ロッテ―ソフトバンク(24日・ZOZO) 5連勝中と波に乗るロッテは、佐々木朗希投手が首位・ソフトバンク戦に先発。7回5安打1失点、8奪三振の好投を見せ、今季4勝目の権利を得て降板した。 相手は直近2戦で33得点の強力ソフトバンク打線。佐々木は、初回1死から158キロの直球を今宮に左前打を許すと、3番・柳田を空振り三振にしたが、4番・山川には初球の159キロを右前に痛打され、2死一、二塁のピンチ。続く5番・近藤には高めの143キロのフォークをレフトオーバーの適時二塁打にされた。さらに2死満塁で迎えた7番・リチャードにはフォーク3連投で空振り三振にし、最少失点で切り抜けたが、初回だけで35球を要した。 チームはソフトバンク戦は今季1勝5敗。チーム打率1割6分3厘と苦戦していたが、負けじと佐々木を援護した。1点ビハインドの2回。先発・モイネロから先頭・池田が左中間二塁打で出塁すると、1死二、三塁から小川の遊ゴロで同点。直後に岡が中前適時打を放ち、逆転に成功した。5回には2死二塁から高部の中前適時打で追加点を奪った。 7回にはこの日8個目の三振を奪うと、2死から周東に死球で出塁を許したが、盗塁を試みた周東がオーバーランし、タッチアウトとなり、無失点で切り抜けた。2点のリードを守り、8回からはマウンドを2番手・坂本に譲った。
報知新聞社