「配当性向が40%以上」で上り調子の9月決算会社、配当性向が7期連続で90パーセントを超える会社も
前期は小売り向けスキンケア商品が好調で6期ぶりに最高益を更新。今期は新商品効果に継続的な経費圧縮が相まって過去最高益の連続更新に挑戦する。 ■高成長・高還元銘柄の代表格 GMOフィナンシャルゲートは小売り店舗などでキャッシュレス決済サービス事業を展開する。決済端末の販売による収入や決済件数に応じた処理料の収入、決済金額に応じた手数料収入などを得るビジネスモデルだ。 同社は2020年の上場以来、売上高、営業利益、当期純利益のいずれの増加率も4期連続で2桁増加を達成している。この間の配当性向を単純平均すると50.7%。高成長・高還元銘柄の代表格だろう。
名古屋市を中心に葬祭会館を展開するのがティア。一定の地域に集中出店し、相互補完性や稼働率向上、認知度アップを図るドミナント戦略で業績を伸ばしてきた。直近2024年9月期の配当性向は59.8%だった。会社側が発表する今期予想では、1株当たり年間配当金は20円、配当性向は57.3%だ。
会社四季報オンライン編集部